はじめに

一般のアプリケーションで利用者に操作方法などを理解してもらうための手段として用意されているのは、 オンラインヘルプや印刷された説明書がほとんどです。 そこでは、メニュー項目や画面上のボタンなどについて個別の説明を行う「リファレンス」が中心となっています。 利用者が画面上のボタンを押すとどうなるかといったことを知りたい場合、 <ヘルプ>ボタンを押してオンラインヘルプを呼び出すか、印刷物の目次や索引を頼りに探し出して、 該当ボタンの説明を読むことになります。 また、一連の作業手順を説明する「チュートリアル」が用意されている場合もありますが、 これも目次から探し出して読まなければなりません。
このような説明書は利用者に負担を強いるもので、読むのが大変なために便利な機能を知らないまま、 あるいは一度目を通しても忘れてしまって利用できないまま、アプリケーションを使う人が大半でしょう。
‘さまれぼ!’は非常に高機能で、便利な機能がたくさんあります。 それを使いこなしていただくにはどうすれば良いかを考えた結果、全く新しいヘルプシステムを用意しました。 それは用途に応じて複数の手段で提供されますが、それぞれについて簡単に説明します。

チップヘルプ
画面上のボタンや一覧表などにマウスカーソルを静止させておくと、説明文が表示されます。
一般のアプリケーションでは一行しか表示されないものがほとんどですが、 ‘さまれぼ!’では複数行の表示を可能にして、より詳しい情報が得られるようにしてあります。

チップヘルプ表示はマウスカーソル付近に行われますが、例外として一覧表では表外に表示されます。
また、チップヘルプが他のボタン等を隠してしまうのが気になる方は、 フロント設定の「チップヘルプ表示位置指定」で画面の外に表示するように変更できます。
チップヘルプはシェアプレイスに表示される帳票類でも利用できます。
表の項目見出しにマウスカーソルを静止させておくと、説明文が表示されます。 そのため、項目の意味をいちいちヘルプで探す必要はありません。
画面直接表記
説明文を画面上に直接表記したものです。 条件設定編集画面やフロント設定画面などで、設定内容について説明しています。
また、操作がわかりにくい画面でも使用する場合があります。
尚、画面上に記述するだけの余裕がなく、説明文を表示するためのボタンを付けている場合もあります。
ナビシステム
チップヘルプや画面直接表記では一画面内での説明しか行えず、 例えば来客受付をどういった手順で行えばよいのか、といった処理の流れを説明することはできません。 この問題を解決したのがナビシステムで、 一言で表せば目的遂行のために操作を誘導するシステムです。 ‘さまれぼ!’ヘルプシステムの最大の特長と言えるもので、 高度な開発技術が必要なため他社が真似することは容易ではありません。
ナビシステムでは、その名の通り利用者が選択した目的を達成するまでナビゲートしますが、 ボタンや一覧表などを強調表示することによって誘導します。 もちろん、誘導は一つの画面内にとどまるものではなく、必要に応じて複数の画面を遷移しながら行います。 予め用意された画面イメージを紙芝居のように変えるだけの単なるデモとは異なり、 実際に操作を行いますから、操作の結果はきちんとデータベースに反映されます。
それでは、スタッフの勤務予定時間を変更する場合を例に、どのようなものか見ていただきましょう。 変更したい日付の勤務予定一覧画面を開いた場面から始まります。 尚、以下の画像は画面だけを切り取っていますが、実際にはディスプレイ全体がグレー表示され、 次に入力すべきボタンや一覧表だけが明るく表示されます。

(1) 画面右上の<Navi>ボタンを押します。

(2) 目的選択画面で目的を選び、<OK>ボタンを押します。

(3) スタッフ一覧から変更対象スタッフを選びます。

(4) <勤務>ボタンを押します。

(5) 時刻入力画面が表示されます。

(6) 出勤時刻を選択し、<次へ>ボタンを押します。

(7) 退勤時刻を選択し、<OK>ボタンを押します。

(8) ナビ終了です。
このように、利用者はナビシステムに導かれるまま操作を行えば良く、 いちいちヘルプで該当箇所を探すといった手間をかける必要はありません。
説明書(オンラインヘルプ)

以上の機能で対応できない事項についての説明を行っています。
例えば、ヘルプシステムの説明・導入手順・アンインストール手順・サポート情報などですが、ナビシステムに代表されるヘルプシステムを活用する形での日常作業手順の説明もあります。